こんにちは。先生にゆうたろうです。
2022年も暮れのある日。たまたま休みが連続で取れたため、一度行ってみたかった温泉街に行くことにしました。
鬼怒川温泉といえば、なんといっても廃墟でしょう。バブル期の遺構が川沿いに広がっているという、オタクが好きそうなやつです。
駅を降りたらさぞかし廃墟が立ち並んでるんやろな…と期待に胸を膨らませながらスペーシアに揺られること約2時間。待っていたのは・・・
萌女❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️❗️
……あれ、廃墟は?
とりあえず駅近くの川沿いに行ってみても、写真で見たような廃墟らしい廃墟は見当たらず。マス○ミ様のプロパガンダに騙されたかあと拍子抜けな思いを抱えつつ、日も暮れてしまったのでとりあえず宿に入って次の日出直すことにしました。
そして翌朝。調べてみたところ、より北の方にあるらしいということがわかったので、東部鬼怒川線を横目に見ながら北上していきます。すると、風情のある建物がちらほらと見えてきました。
さらに北上し、滝見橋に到着。
ここの吊り橋を渡り、下流側をみると…
目に映る建物すべてが廃墟。
拡大してみると、その老朽化加減がより伝わってきます。
バブルで増築したはいいものの、崩壊後は経営が低迷。廃業になったが立地的に取り壊しが難しく、そのまま放置されているとか。詳しくは下の記事を読んでみてください。
ちなみに、廃墟は下流側だけで上流はないんやろ?と思ったら甘いです。ちゃんと立派なものがあります。
ちなみに鬼怒川温泉、廃墟ばかりで閑散としているかと言えばそんなことはありません。
駅舎はめっちゃ綺麗、駅前のホテルも綺麗。また、ご年配の方が中心とはいえ、女子旅とかで来たのか若い方も少なからずいて、関東からのアクセスが良いだけにそこそこ人は来ているようです。
実はこの廃墟群があるあたり、現在の中心部である温泉駅からはめっちゃ遠いです(徒歩約40分)。そして、この近くにはかつて「鬼怒川温泉駅」だった駅(「大滝駅」、既に廃駅)があります。もちろんバブルで人が減ったことに対応できなかったのも大きな要因だと思いますが、駅が南に移ったこともより拍車をかけたのかなあと。
そんなことを考えていると、橋に猿が大量に集まってきました。人馴れしているようで逃げる様子はまったくなし。
さて、いかがだったでしょうか。
温泉が最高なのはもちろんのこと、日光のさらに奥という立地の割に結構簡単に行けるし、程よい値段でいいホテルと地元食材を使った豪華な料理にありつけます。最近星野リゾートが進出するなど、にわかに盛り上がっていたりするらしい。
1泊ぐらいのプチ旅行にはもってこいの観光地なので、ぜひ行ってみては。
ではまた、次の記事で。