こんにちは、先生にゆうたろうです。
さて、皆さんは「震災」と聞くと何を思い浮かべますか。
おそらく多くの人が東日本大震災じゃないでしょうか。
僕は「阪神・淡路大震災」です。これ、おそらく新潟であれば中越地震、九州であれば熊本地震なんじゃないでしょうか。地域差ってこんなところにも出るらしいですね。
さて話を戻して。ご存知の通り、震災は1995年1月17日に発生し、関連死も含めて6434人が死亡、都市直下型の地震で圧死や焼死がその多くを占めました。この時期になると関西ローカルのニュースでは阪神高速が倒壊した映像、高速道路の上でバスの前輪が浮いてる映像、長田区が燃えさかる映像が流れます。でも実際の被害は神戸市だけでなく、芦屋や西宮なども大きな被害を受けていました。
僕自身は震災を知らない世代ですが、小学1年の時に小6だった方々は生まれた頃に経験していて、朧げに被災した記憶を全校集会で話していたのを思い出します。肝心の内容は覚えてないんですけどね。道徳の副読本は大体震災関連で、避難所での生活をはじめとした当時の体験談があったのを覚えています。高校になっても、神戸で青春を過ごした教員が遺体安置所でボランティアしていた話などを聞きました。
あと、なんと言っても外せないのが神戸市民アンセム「しあわせ運べるように」です。
アホみたいに歌います。多分小学校の校歌より歌います。
よく風化の問題が取り上げられますが、むしろ、市民感情としては(東京の)マスコミへの不満があります。実はこの3月、みんなおなじみ「地下鉄サリン事件」が起きるんですよね。そうなった瞬間、報道は一気にこの話題で持ちきりになったそうです。神戸はまだ大変なのに、結局東京の方が大事なんだねって思ったよ〜と呆れぎみに話していた方の顔が忘れられません。
「神戸で行くべき観光地は?」と聞かれると北野坂とかモザイクとか勧めているんですが、もしよければメモリアルパークを訪れてみてください。被災した当時の岸壁がそのまま残されています。
それではまた、次の記事で。